ちょっとした待ち時間にも，作戦盤でいろいろと考えていた．
頑張っているなーということで，水戸の様子を少しだけ．
布陣は４－４－２．昨年からメンバーはだいぶ変わった？ように思う．
守備に対しては，さすが柱谷監督なのか，しっかりと約束事を整理してきた様子．
前半１０分の場面．
左サイドから攻められるのだが，このときの対応が見事．
サイドバックの田中が容赦なく前にプレス．
ボランチの内田，左サイドハーフの船谷と囲んでボールを奪いに行く．
このとき，田中とセンターバックの新里との間にスペースが生まれるが，そこはボランチの西岡がしっかり下がってケア．
ボランチ２枚がサイドに出るので，中央が空く．
そこは右サイドハーフの吉田が中央に絞る．
吉田，手を広げているのは，相手にこの場所は使わせない！っていうアピール！？
当然，大分の逆サイドハーフ田中はフリーになるが，無視．
そこへはボールが出てからスライドすれば十分間にあう．
俯瞰図で見ると，以下のようになる．
サイドにボールが出た場合，やはりサイドバックはプレスに行きたい．
そのとき，センターバックもスライドするのが一般的かと思うのだが，柱谷監督はそこにボランチを落とした．
その分，逆サイドハーフが中央にくる．
センターバックがスライドしないので，マークの受け渡しが必要なくなる．
さらに，逆サイドハーフが最終ラインに入る必要がなくなるので，体力を温存でき，カウンターの起点にもなれる．
逆サイドは捨てて，中央を固めるという原則が綺麗にできている．
形を作るだけでなく，プレスはガツガツといく．
見ていて気持ち良い．
柱谷監督に鍛えられているねー．
例年以上に楽しみ．
このまま４－４－２で行くのかな？って思ったら愛媛戦は３バックに！？
どうやっているのか気になる・・・・．
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