2014年3月5日水曜日

2014 J1 第1節 川崎F vs 神戸(等々力) 攻撃について

では気合い入れて攻撃について.

三つの場面について.

一つ目は味方が空けた場所を使うぞプレー.
サイドチェンジした後の場面.


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中村が少し下りてボールをもらう.
シンプリシオが前に出た裏を使おうとする大久保.

03042

大久保にパスが出たのを見計らって,大久保の裏を狙うレナト.
大久保はワンタッチで叩いて,レナトへと繋がりチャンスとなる.
��人が連動した良い攻めではないかと思う.
神戸は,岩波が前に出た段階で,高橋と増川が絞らないといけない.
シンプルだけど,やるメンバーがすごいので効果的.


続いては登里の動き.
カウンター気味な場面.
レナトが中央サイドで受ける.
それの目の前を追い越す登里.
レナトの背中ではなく,目の前を追い越していく.良いと思う.

03043

残念ながら,高橋にケアされるのでパスは出せず,レナトは大島に戻す.
このタイミングで大久保が下りてボールを受ける.
大久保の後ろから,岩波はしっかりと付いてきている.
ここで,登里はサイドに流れて行ってしまう.

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ちょっとタイミングは難しかったかもしれないけど,レナトの内側走ったならそのまま中央を狙ってほしかった.
パスが出てこなくても,高橋は釣られるだろうから,レナトがサイドでフリーになれる.
岩波が大久保に付いて来ることが多く,その裏の絞りが出来ていないからこそ狙いたかった.
それでも登里はACL貴州のときよりも,だいぶはっきりと動いていたように思う.

03045


最後にボール回しの効果を見てみる.
カウンターで大島がファールを受け,フリーキックで開始.
神戸は綺麗に守備のブロックをつくる.
川崎の味方は誰も前にいないので,とりあえずボール回し開始.

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レナト,中村,登里の3人でクルクル回りながらリズムよくボール回し.
このとき,神戸はサイドバック,サイドハーフ,ボランチがそれぞれ1枚づつで対応.
��-4の守備ラインは大きく崩れていない.

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しょうがないので,一度戻して組み立てなおし.

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それでこの状況になる.
シンプが前に出て,ペドロは何故か画面外.
良い感じに中央の枚数が減っているかと.

この後,センターバックの間に走りこんだパウリにパスが出て,シュートまでいく.

もう一度くらいボール回しすれば小川とチョンも寄ってきたのかな?と思う.


03049_2





前の試合の貴州戦で見られたような,5人でボール回しはやはり人数かけすぎでしょう.
この場面のように,基本的には(サイドハーフ+サイドバック+中村)で回して,ボランチ1枚がサポート,が妥当かと.
この中の1人は,必ず裏を狙う意識を持つ.
そうすれば,ゴール前に(FW+サイドハーフ+裏を狙う1人)で最低3枚にはなるかと.

練習試合があまり出来なかったようなので,これからさらに良くなっていくのを期待.
けど,現時点でもなかなか楽しい攻撃でした.





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