まずは布陣から．
広島は前節から変更なし．
川崎はボランチの二人を一気に変えてきた．
さて，気になる守備から．
前半の早い段階の様子．
やたらと引いて守っている．
山本は小林との間を使われないように，かなり寄せる．
それに合わせて稲本も山本との距離を詰める．レナトが中央に絞らないのだけど，そのぶん，中村と大久保が中央で門になる．
広島は左がダメなら右，ということで，レナトと稲本の間を狙ってくる．
当然，その場所を狙ってくるのはわかっている．
川崎は，そこへボランチの稲本と井川が猛ダッシュで寄せてプレス．
見事，潰すことができる．
とりあえず，対策は打ってきた様子．
けど，この方法はDF４枚と，ボランチ２枚の負担がかなり大きいような．．
どうあっても両サイドハーフを中央に絞らせたくないみたい．
そこまで攻撃力が落ちるのだろうか．
改善はみられるが，やはり本質はまだ変わっていない．
さきほどの稲本と井川が跳ね返した，すぐ後の場面．
塩谷が前に運んで，青山にパス．
まず，大久保とレナト．何がしたい？
CBの塩谷に前向かれてボールを運ばれ，二人してズルズルと下がる．
さらに，あっさりと二人の間にパスを通される．．．
稲本はサイドに目を向けられたため，一番肝心な青山へのプレスが若干遅れる．
極めつけは，小林．いつも通りの場所を見事に空けている．
青山がもたついてくれたから良かったけど，青山→野津田とパスが渡ればあっさりと最終ラインで数的不利を作られる．
どうしても小林をあの位置に置いておきたいなら，田中を一つ上げる必要がある．
逆サイドの山岸は無視．中央を使われるより圧倒的に良い．
というわけで，神戸戦と本質的な部分は何も変わっていない．
問題は選手にある訳ではない．
小林とレナトほど献身的な選手は居ないのだから，しっかりと役割を明確にしてあげる必要がある．
あまりにも勿体ない．
・・・・・前半の４分で守備の分析が終わってしまった．．
最後に，ジェシが一試合休めるようで，よかった．
本人は凄く悔しいだろうけどね．
以下，よろしくお願いします．
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