川崎フロンターレは4-3-3.
鹿島アントラーズは4-3-1ー2.
サイドでの守備 鹿島アントラーズの場合
前半5分.
左から右に攻める川崎フロンターレ.
マルシーニョがゴールキーパーまでプレス.
ゴールキーパーのロングキックを山根が拾った場面.
山根は,鹿島からのプレスがないのでドリブルで上がっていく.
この場面,鹿島の40番が「プレスに行け!」と言っている様子があるが,プレスしなければならないのは40番.
22番は脇坂が側に居るし,11番の後ろには家長が居る.
山根は脇坂にパス.
脇坂と家長がパス交換している間に,山根は前へ.
フリーの山根にボールが出たのを見て,鹿島の21番と33番は慌てて山根にプレスする.
ピンクの丸で示したペナルティエリア脇が見事に空いている.
そこを攻略してペナルティキックを獲得.
鹿島の33番が守備の役割を担っているようだが,状況をみて40番や17番も担わないと間に合わない.
40番はその状況判断が出来ていない.
サイドでの守備 川崎フロンターレの場合
一方,川崎フロンターレはどうかというと,なかなか良い.
前半16分.
左サイドにいる鹿島の6番から,右サイドの2番へサイドチェンジのロングパス.
2番にボールが通る.
2番が前を向いたときに目の前に居るのは登里で,その後ろにマルシーニョ.
川崎フロンターレはしっかりと準備をしてきた様子.
見事.
余談..
以下,よろしくお願いいたします.