2014年3月3日月曜日

2014 J1 第1節 川崎F vs 神戸(等々力)

まずはフォーメーション.どちらも4-2-3-1.
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さすがにJ1になると相手チームは対策を練ってくる..

神戸の狙いは,両サイドハーフとボランチの間.
神戸の狙いというか,川崎の穴だね.

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中央の4人,ラインだけ見ると今までより改善されているように一見みえる.
しかし,よくみると田中の指示の先.ペドロじゃなくてサイドに張り付いてる茂木を指しとる....
ケアすべきはペドロだよね?

ここから簡単に崩される.

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まず,ボランチのシンプとトップ下の森岡が下りて,フリーで前を向く.
その結果,大島が釣り出される.

森岡は大きく動いて,パウリと小林の間に走りこんでボールを受ける.
パウリは大島が前に出ているので,その裏を気にして森岡のケアが遅れる.

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森岡からパスを受けたペドロはダイレクトで森岡に返して,川崎の中央のラインをあっさりと抜く.
その間,両サイドハーフの小林とレナトは棒立ち..
相手のサイドバックをケアしている!っていうのかな?

いずれにしろ,神戸からしたら狙い通りでしょう.


場面は少し進んで,前半16分.
神戸のカウンター.
右サイドから攻めるも,レナトたちの守備により行き詰る.

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一度,森岡に戻して,森岡はシンプとパス交換して逆サイドへドリブル.
そして,あっさりと小林と大島の間に入ったペドロへとパスがつながる.

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・・・・うん,大変だね.
そこから崩されてシュート打たれているし,ワザと空けているとも思えない.

それで,小林は82分頃に山本と交代.
山本がボランチに入り,右サイドハーフには大島.

下の図は小林と大島のポジショニングの差を表している.
大島のはかなり押し込まれている状況,小林のはカウンター気味の状況と単純な比較はできないが,まあ,わかりやすい例かと思う.

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攻撃的な選手だから守備を意識しすぎるとダメだ,という話ではない.
しっかりと戻っているのだから,今まで通りの運動量でもっと良い守備ができるでしょう.
ザッケローニに教育してもらえないだろうか・・・.


続いて攻撃の話・・・・・は,また今度にでも.






以下,よろしくお願いします.
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