2020年8月30日日曜日

左サイドは笑顔で溢れている 2020年 第14節 川崎フロンターレ 対 清水エスパルス

清水エスパルスの守備は,最近の対戦相手と比べると,物足りなかったです.

その分,得点できて良かったですが.

川崎フロンターレの左サイドを見ていて,楽しかったです.


川崎フロンターレはいつも通りの4-3-3.

清水エスパルスは4-2-3-1.



清水エスパルスのゆるい守備

清水エスパルスの守備はゆるい.

前半6分.
左から右に攻める川崎フロンターレ.


ボールが高い位置にあるとき,清水エスパルスは布陣通りに4-2-3-1の形.
ただし,センターバックにはほとんどプレスをかけない.

川崎フロンターレのセンターバックは,余裕を持ってボールを保持出来る.
センターバックから,裏に抜ける選手へ良くパスが出ていた.

清水エスパルスの守備は,押し込まれたときどうなるかというと,
前半の3分.
清水エスパルスは,4-4の形っぽいブロックを形成する.
しかし,この4-4ブロックの両サイドハーフは,戻るのが義務ではなく,努力目標のよう.

前半12分.
守田から裏に抜ける齋藤へとパスが通る.
齋藤はドリブルで仕掛けていくのだが・・・.
画面に映っている清水エスパルスの選手は,4-2の形だけ.
両サイドハーフの二人は,この場面でも画面に映らないほどゆっくりと戻っています.

そんな守備なので,5点取られて当然かと.

笑顔の左サイド1990

川崎フロンターレの左サイドは,齋藤と登里.
この二人が試合中もなかなか楽しそうで.

齋藤.

登里.

特に齋藤は,そこら中で笑顔を振りまいていました.

久しぶりの先発だし,是非点を取って欲しいと思いながら観戦していたが,なかなか決まらず.

後半の64分.
旗手からディフェンスラインの裏に走った齋藤へとナイスなスルーパス.
ゴールキーパーと1対1に持ち込める場面.
今度こそは・・・・

こけるし..脚をつったのかな?

直後に登里がファールを受けてフリーキックに.

ちょっと離れたところで,腕を後ろに組んで気をつけ!の姿勢で反省している齋藤.

齋藤はネタ的な選手と決定しました.
楽しかったです.

けど,選手によく声をかけていたし,勢いがあったし,チームへの影響は良かったのではないでしょうか.

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画像は(株)Jリークメディアプロモーションが制作し,DAZNが放映したのを引用した.
ただし,画像中の名前,数字,矢印などの記号は著者が加筆した.

2020年8月27日木曜日

狙い通りに得点できている 2020年 第13節 川崎フロンターレ 対 ヴィッセル神戸

けっこうやられた感がありましたが,冷静に見ると攻めるべき時は,しっかり攻められていたと思います.

ヴィッセル神戸の独特な3センターをうまく攻めていました.



川崎フロンターレはいつも通りの4-3-3.

ヴィッセル神戸も4-3-3.



ヴィッセル神戸の3センター

ヴィッセル神戸の中央の3人(5番,6番,14番)は,通常の3センターと違い,個々に異なるタスクが割り当てられている.

前半6分.
左から右に攻める川崎フロンターレ.




ジェジエウがハーフライン付近でボールを保持している場面.
この段階ですでにヴィッセル神戸の6番はセンターバックの間に降りている.

押し込まれたら,中盤の選手がセンターバックの穴を埋めることは良くあるが,かなり早い段階で降りているのが分かる.

その結果,ヴィッセル神戸の中央は,ボランチ2枚とサイドハーフ2枚の4人でラインを作っているようになる.

ただ,ヴィッセル神戸の14番はボランチという意識は薄い.

前半の7分.

谷口が後ろでボールを保持している.
ヴィッセル神戸の14番は,フォワードとほぼ同じラインまで前にプレスに来ている.

左サイドの谷口がボールを持つときは逆サイドの14番が前,右サイドのジェジエウがボールを持つときは逆サイドの5番が前,という訳ではない.
14番はトップ下なのでは?と思うくらい前にプレスに来る.

3センターの残りの5番はどうかというと,3センターという気持ちではなく,どちらかというと2ボランチの右側,という意識のように感じた.

ヴィッセル神戸の3センターの動きをまとめると,

1.中央の6番はかなり早い段階でセンターバックの間に降りる.
2.左の14番は前へプレスする意識がかなり高い.
3.右の5番は,2ボランチの意識が強そう.

となる.

上の3つが揃うと,バイタルエリアがガラ空きになる.
川崎フロンターレの先制点は,まさにここを狙った結果.

狙い通りの得点

前半21分.

家長がスローインを脇坂に出す.
脇坂は戻りつつ,中央にいる田中へパスを出す.

この段階で,6番はすでにセンターバックの間に降りている.

田中へは14番がプレスをかけてくる.
田中は14番を引きつけて左サイドへパス.


14番はそのまま田中に付いて戻らない.

サイドにボールが出たので,ヴィッセル神戸の5番もサイドによって来る.
そうすると,ピンクで示したゴール前中央バイタルエリアがガラ空きになる.

このスペースを脇坂と大島がうまく使って,先制点をあげる.

ここで余裕を持って前を向かせては,さすがに駄目かと思う.


ヴィッセル神戸は,このバイタルエリアを使われるのがやはり嫌なのか対策を打ってくる.
ただし,それすら川崎フロンターレには穴にしかならない.

後半74分.
右から左に攻める川崎フロンターレ.

中央付近で家長がボールを保持している.
ヴィッセル神戸のディフェンスラインを見ると,6番がセンターバックの間ではなく,気持ち前に出てきているのが分かる.
前半だったら,完全にセンターバックの間に降りていた場面.

家長は登里にパスを出す.
登里へのパスを見たダミアンは,すぐさまセンターバックの間,6番の後ろへ走り込む.
登里はそこへピンポイントのクロス.

このクロスはヴィッセル神戸の6番がクリアするが,前に出ていた分,戻りながらのかなり苦しいクリア.
大きくクリアすることは出来ず,三笘に拾われて,旗手の得点に繋がる.

ヴィッセル神戸の対策の逆を突いた見事なプレー.


残念ながら引き分けに終わったが,そこまで悲観する内容ではないように思う.


ただ,長谷川の復帰はまだだろうか.

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2020年8月25日火曜日

しっかり戻る名古屋 2020年 第12節 川崎フロンターレ 対 名古屋グランパス

 セレッソ大阪をズタボロに出来たので,名古屋グランパスにあまり期待していなかったのですが,甘かったです.

名古屋グランパスの守備は凄かったです.

前線の選手達(10番,16番,25番)の守備への関与が丁寧すぎです.

ちょっと感動しました.



川崎フロンターレはいつも通りの4-3-3.

名古屋グランパスは4-2ー3-1です.



名古屋グランパスの守備への戻り

名古屋グランパスは,しっかり守備に戻る意識が強い.
川崎フロンターレのパスが,戻ってきた選手にけっこう引っかかっている.

前半15分.
右から左に攻める川崎フロンターレ.


車屋がボールを保持していて,それに名古屋グランパスの右サイドバック26番がプレスに来ている.
車屋はサイドに開いた三笘へとパス.
パスを出した車屋は縦に走る.

縦に走った車屋に三笘からパスが出て,サイドを抉る.
車屋には,名古屋グランパスのセンターバックが出てきて対応する.

そのセンターバックが抜けた穴にパスを出すのだが,先ほど車屋にプレスをかけた右サイドバック26番がしっかりと戻っている.
戻るのは当たり前で当然なのだが,かなりしっかりと走って戻っている.
ちょっとでも走るスピードが遅ければ,カットできなかっただろう.

名古屋グランパスの26番は,守備に勢いがあって好ましい.


前半1分.

左サイドを抉って,一度パスを戻した場面.
脇坂から守田へとパスが出るのだが,後ろから名古屋グランパスの10番が戻ってきてカットされる.

前半38分.


脇坂から三苫へとパスが出るのだが,ここでも後ろから戻ってきた名古屋グランパスの25番にカットされる.

どれも当たり前のプレーなのだが,名古屋グランパスは手堅く丁寧にやってくる.
川崎フロンターレは,名古屋の前線の選手(10番,16番,25番)に何回ボールを奪われたのだろうか.
名古屋グランパスのこの3選手の守備の意識は相当高かった.

16番は一見サボっているように見えるときもあるが,大事な場面ではしっかりと守備に奮闘していた.
16番はサボるのがうまいのかもしれない.

名古屋グランパスのブロックは4-4の形を作るが,両サイドハーフの位置に3選手(10番,16番,25番)の誰が入っても良いようである.
両サイドハーフの位置に入れなかった残りの選手は,中央周辺で穴を埋めているようであった.
非常にうまい.
今年見た対戦相手の中では,圧倒的に組織的な守備だった.


失点に繋がった守備

少しだけ.

前半43分.川崎フロンターレは,右サイドを攻められていた.
跳ね返して一度ダミアンに収まるが,すぐに奪われる.
名古屋グランパスのゴールキーパー,センターバックと経由してボランチの8番にボールが渡った場面.


その名古屋グランパスの8番に,下田が結構な距離を走ってプレスをかける.
その結果,8番のプレースピードが加速し,サイドに開いた26番へとパスが通る.

下田が前に出た結果,中央には広大なスペースが空く.
それを見て歩いている守田.

このスペースをフォワードに使われて,またサイドに展開される.
そこからクロスを入れられて失点.

気になったのは以下の事柄.

1.下田はこの場面で強引にプレスに行く必要があったのか?
2.守田は何故横にシフトしなかったのか?
3.脇坂は自分より前に出てきた下田を見て何も考えかかったのか?
4.三笘は下田の空いたスペースを意識した上でボールホルダーに詰めたのか?

整理して欲しいと思う.

もっとじっくり見たかったのですが,明日には神戸戦なのですよね..

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2020年8月20日木曜日

4-4ブロックでは守れないのだよ 2020年 第11節 川崎フロンターレ 対 セレッソ大坂

セレッソ大阪は期待通り,かなり組織化された4-4-2で守備をしてきました.

その結果,川崎フロンターレの攻撃を止めるには,ゴール前の4-4ブロックだと,かなり厳しいと言うことがよく分かりました.


川崎フロンターレはいつも通りの4-3-3.

セレッソ大阪は4-4-2です.




セレッソ大阪のセンターバックとサイドバックの守備

セレッソ大阪のセンターバックは,サイドで数的有利を作られたとしても,中央にとどまるように決めているようです.

前半18分.
左から右に攻める川崎フロンターレ.

サイドチェンジしたボールが,ジェジエウから山根に通った場面.
セレッソ大阪は,まだボールへのシフトが間に合っていません.
その隙に山根はドリブルで駆け上がります.

家長がサイドバックの裏に走ります.
セレッソ大阪のセンターバックは家長に付いていかずに,ちょっと不自然なくらいグイッと中央へ移動します.
その結果,セレッソ大阪のサイドバックは1対2の状況になります.

セレッソ大阪のセンターバックの対応が良いか悪いかではなく,チームとしてセンターバックはこのように動くと決まっているのだと思います.

川崎フロンターレは,このセンターバックとサイドバックの間を狙う,またはサイドバックに対して数的優位を作って,攻めていきたい所です.

それが先制点に繋がっている気がします.
前半の18分.大島が前を向いてボールを保持.
セレッソ大阪は,しっかりと守備のブロックが出来ています.

大島の狙いは,おそらく上記に示したセンターバックとサイドバックの間.
そこを狙って浮き球のパスを出します.
すると,セレッソ大阪の右サイドバックは,
クルッと
クルッと一回転してボールをカットします.
ただ,手を上げた状態で肩周辺にボールを当てたので,審判からハンドの反則を取られます.

他の場面でもあったのですが,セレッソ大阪の右サイドバックは,ボールから目を離して回転する癖があります.
センターバックがあまりサイドに出てこない,ということと合わせると,すっごい狙い目です.
川崎フロンターレは,狙ったとしか思えません.
しかも,パスを出したのが大島だし.


絶望的な状況に置かれたセレッソ大阪のサイドバック

2点目に繋がる場面です.
前半32分.


中央逆サイドよりの位置から,脇坂が山根にパス.
この段階で,もしパスが通るようなら川崎フロンターレは,すごいチャンス.
逆に,セレッソ大阪の左サイドバックは,ゴール目の前で山根と家長に対して一人で対応しなければならないという絶望的な状況.
センターバックはあまりサイドバックを助けてくれないし・・・.
そりゃファールしてしまうさ.

もう一つ.
後半76分.右から左に攻める川崎フロンターレ.
5点目に繋がる場面.
右サイド奥でボール回しをして,中央に向かっている所.
この場面だと,セレッソ大阪のセンターバックは,サイドまで出てきている.

いつ出てくるようになったか確認し切れていないのですが,この場面ではサイドまで出てきた.

そのセンターバックの穴は,ボランチが下がって埋めている.
中央に残ったボランチはサイドまで守備に行く.
右サイドハーフは,中央の穴を埋めるしかない.

サイドに集まった守備の選手が躱されて,逆サイドに振られると・・・.

セレッソ大阪の右サイドバックには,レアンドロ,登里,三苫の三人が目に入っているでしょう.
三苫に仕掛けられて付いていけなくても,同情しかない.

セレッソ大阪は,サイドバックに守備の負担をかけすぎている.
そこを狙われるのだから,ミスが出て当然.

川崎フロンターレに対して,ゴール前で4-4ブロックは通用しない.
サイドハーフが守備をしっかりと90分通して行うなら,通用するかもしれないが.
それでも,通用するかものレベルな気がする.

4バックで中央5枚,または5バックで中央4枚で,しっかり健闘しなければ辛そうである.

・・・・・いっそのことゴール前は5バックで中央5枚?
登里の動きを見ていると,前線の選手が守備をしないというのは,やはり甘い気がする.


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2020年8月16日日曜日

サイドでの組み立てと先制点の場面 2020年 10節 川崎フロンターレ 対 コンサドーレ札幌

コンサドーレ札幌の両サイドバックの隙をうまく攻められていたと思います.
先制点に繋がるコンサドーレ札幌の選手のプレーは残念でしたが.


川崎フロンターレは,いつも通りの4-3-3.
コンサドーレ札幌は3-4-3.
ほぼマンツーマンでの守備.


コンサドーレ札幌のサイドの守備

前半2分.右から左に攻める川崎フロンターレ.
ジェジエウから谷口にパスが出た場面.
右サイドバックの車屋に渡して,隙を探りたいところ.
車屋にパスが出ると,かなり深いところから右サイドバック7番がプレスにくる.
コンサドーレ札幌の中央の選手は何をやっているかというと,マンツーマンで人に付いている.
ツートップ気味の35番と14番は,川崎フロンターレのセンターバック二人を.
トップ下っぽい18番は,守田に付くことが多い.
ボランチ二人は,脇坂と下田に付く.

コンサドーレ札幌は,サイドでの守備の人数が足りていれば,サイドバックが頑張って出てこないときもある.

それでもコンサドーレ札幌のサイドバックは,長い距離を詰めてプレスに行かなければならない.
川崎フロンターレとしては,サイドバックをひたすら走らせる,さらに,その裏を狙っていきたい.

それが顕著にあらわれたのが前半29分.おそらく給水中に指示が出たのかと.


両サイドバックの車屋と山根に何回かボールを当てて,センターバック谷口にボールが戻った場面.

コンサドーレ札幌の右サイドバック7番は,車屋に釣られてかなり前に残っている.
左サイドバック4番は山根に気を引かれているのか,裏で旗手が走り出しているにもかかわらず立ち止まっている.
宮代が画面左下にいるように,コンサドーレ札幌の最終ラインの3名は,かなり広がっている.

谷口は裏に走った旗手へロングパス.
かなり良く出来た狙いだったのだが,パスの精度が悪くて繋がらず.残念.

やはりセンターバックからのパスの重要性が増している.

この試合,谷口から良いパスも出ている.
前半6分.谷口がボールを持っている場面.


脇坂が前線に居て,下田と守田が低い位置にいるため,コンサドーレ札幌のディフェンスラインの間に大きなスペースが出来ている.

このスペースで誰かフォワードがボールを受けて,展開していきたい.

谷口は前を向いてボールを持てているが,コンサドーレ札幌の選手が詰めてきていてそんなに余裕は無い.
相変わらず,マンツーマン気味なので,数的優位を作れている状況でも無い.
それでも,うまくプレスからズレて・・・

レアンドロへとパスを通す.見事!

レアンドロは,タイミング良く走り込んだ脇坂に逸らす.
しかし,残念ながらパスは繋がらず..
レアンドロにはスペースをうまく使って欲しかったが.


しかし,マンツーマンで来るチームと対戦すると,足下があるゴールキーパーが欲しくなるのだが,贅沢だろうか.


得点に繋がったコンサドーレ札幌の無駄なファール

前半34分頃.川崎フロンターレはセットプレーから先制点をあげる.
そのセットプレーの原因となるファールがあまりにも無駄.

前半32分.
コンサドーレ札幌のセンターバック10番が,中央に待ち構えているフォワード14番へとパスを出す.

このパスを旗手が見事にカット.
そのままドリブルで前線に駆け上がる.

ドリブルしてゆっくりと上がる旗手に,コンサドーレ札幌14番は付いてくる.
目の前で獲られたボールを奪い返すために偉い,と思ったのだが,続いてプレーを見ているとどうも違う.

旗手はサイドに開いた宮代にパス.
その後,宮代はボールを戻す.

この後,旗手は自分のポジションの右サイドへと移動するのだが・・・

何故か旗手に付いていくコンサドーレ札幌14番.

旗手の行く先でコンサドーレ札幌の守備の人数が足りていないという訳でもない.
旗手のことを好きなのか?

マンツーマンで14番が付いてきているにも関わらず,サイドに来た旗手へパスを出す山根.
当然,旗手は14番からチェックを受ける.
ただ,そのチェックがあっさりとファールに.

その後,このファールで得たセットプレーから先制点をあげる.

持ち場を離れて,ふらふらと一人の選手についていき,最後にはゴール付近で不用意なファールをする.
コンサドーレ札幌は,こんなプレーが許容されている,とうことらしい.
コンサドーレ札幌の監督は守備練習をしないことで有名らしいが,これは規律のレベルでは無いかと.
少し残念.


川崎フロンターレは,一つ一つのプレーに明確に意図がある.
今回の14番のファールでさえ,川崎フロンターレが誘ったのでは無いかと邪推してしまうほどに.
さすがに無いと思うが..

こういったチームに対応するためには,かなり頭を使う.
それで頭も身体も疲れ切ったところに,小林や三苫が出てきて個の力でぶち壊される.
たまったもんじゃない.

これからの2連戦は,守備に定評のあるロティーナ監督のセレッソ大阪,フィッカデンティ監督の名古屋と続く.
どういった対応をしてくるだろうか.


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