2017年3月5日日曜日

第2節 川崎 VS 鳥栖プレビュー -14番の両脇を使おう-

J1リーグ 第2節 川崎 VS 鳥栖に向けて,第1節の鳥栖をほんの少しだけみた.
鳥栖の布陣は4-4-2で中盤がダイヤモンド.



当然,狙う場所は中盤の底に入る,14番の両脇.
4番と40番がどれだけ中央に絞れるか,さらに,前線がどれだけサイドへのボールを妨害できるかがポイント.

結論から言うと,中央はありえないほどスカスカ.
以下では,それを見ていく.




前半12分くらい.
右から左に攻める柏,それを迎える鳥栖.
柏のCBがボールを運んでいる.

流れの中で,本来中央の11番が右サイドに居る.
前に3人,中盤で3人の布陣.
この中盤の3人がどの程度距離を近く保てているかが,守備の組織的な強度につながる.





そのままジリジリと柏のCBがボールを運ぶ.

鳥栖の前線は11番が前に出て,他の二人が中央に絞る.
肝心の中盤は,4番と40番がそれぞれ柏のサイドの選手に釣られて動く.
・・・14番の両脇がスカスカになっているのが分かるかと思う.
7番と18番が中央に絞っているから良い,・・・とはならない.
7番と18番は14番の両脇をケアしているのではなく,柏のボランチ二人(?)に付いているだけ.



この調子だと川崎はかなり楽に試合を進められそう.
まずは両サイドを使って,4番と40番の意識をサイドに向ける.
それから,14番の両脇を使って徹底的に攻める.

ネットは,後ろから両サイドに散らす.
谷口が14番の両脇に入った大島や中村に当てる.
これだけで簡単に崩せる.

決して,中央一辺倒にならないようにして欲しい.

では.

以下,よろしくお願いいたします.
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画像は(株)Jリークメディアプロモーションが制作し,DAZNが放映したのを引用した.
ただし,画像中の名前,数字,矢印などの記号は著者が加筆した.