2022年8月28日日曜日

準備の質が違う 2022年27節 川崎フロンターレ vs 鹿島アントラーズ

川崎フロンターレは4-3-3.

鹿島アントラーズは4-3-1ー2.


サイドでの守備 鹿島アントラーズの場合

前半5分.
左から右に攻める川崎フロンターレ.


マルシーニョがゴールキーパーまでプレス.
ゴールキーパーのロングキックを山根が拾った場面.
山根は,鹿島からのプレスがないのでドリブルで上がっていく.

この場面,鹿島の40番が「プレスに行け!」と言っている様子があるが,プレスしなければならないのは40番.
22番は脇坂が側に居るし,11番の後ろには家長が居る.

山根は脇坂にパス.
脇坂と家長がパス交換している間に,山根は前へ.
フリーの山根にボールが出たのを見て,鹿島の21番と33番は慌てて山根にプレスする.
ピンクの丸で示したペナルティエリア脇が見事に空いている.
そこを攻略してペナルティキックを獲得.

鹿島の33番が守備の役割を担っているようだが,状況をみて40番や17番も担わないと間に合わない.

40番はその状況判断が出来ていない.

サイドでの守備 川崎フロンターレの場合

一方,川崎フロンターレはどうかというと,なかなか良い.
前半16分.




左サイドにいる鹿島の6番から,右サイドの2番へサイドチェンジのロングパス.
2番にボールが通る.

2番が前を向いたときに目の前に居るのは登里で,その後ろにマルシーニョ.
川崎フロンターレはしっかりと準備をしてきた様子.
見事.

余談..

試合終了間際の選手交代.

ピッチを出るときにカゴを持っていこうとする橘田...
水曜日も頑張って欲しい.

以下,よろしくお願いいたします.
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画像は(株)Jリークメディアプロモーションが制作し,DAZNが放映したのを引用した.
ただし,画像中の名前,数字,矢印などの記号は著者が加筆した.